ついに来た

最近、娘がハマッて見ているのはクレヨンしんちゃんです。
小さい弟が小さい時に一緒に観ていたアニメを、まさか自分の娘と一緒に観る日が来るとは思いませんでした。っつかお約束ですがケツ出して喜んでいます…。女の子なのに…。

でもしんちゃんを見て、声を出して笑っている様子からして、ストーリーを理解してでの上のことなんだな、と思うと、ちょっとちゃんと成長してるんだなあと嬉しくなります。
少し前までは、基本、視覚に訴えてくるものや聴覚(歌や音)で感じるものでないと反応しなかったですからねえ。
なので、日曜の夕方に食事の支度をするのが楽になってきました。だってちびまる子ちゃんもサザエさんも喜んで見てくれるから(笑)
うち、ダンナの仕事の都合で、ほぼ母子家庭状態なので、どうしてもテレビを見せる機会が多くなっちゃうんですよねえ。3歳くらいまではテレビを一切見せない主義のご家庭とか、アニメは見せない主義のご家庭とかあるらしいですが、あんまり気にしたことないや。
自分がテレビが好きで困ったことないし、テレビだけに子守りさせてるわけでなしに。


で、土曜日に遊びに行った公園で、うちの近所には無い、馬の形をしたブランコを発見。なかなかに人気があり、みんな順番待ちをしていたのだけれど、うちの娘は待ちきれなくて、乗っていた子が降りた瞬間、列からダッシュして人を抜かそうとし、それはもちろんワタシに怒られ、大号泣。
ながーい滑り台も人気があって、ここもやはりみんな順番待ちしているのに、するするっと人を抜かしてあっという間にするっと滑っちゃったり。ここではワタシが間に合わなくて止められず、待機列に居た子たちに平謝り。娘、満面の笑みで滑ってきたところをワタシに怒られて号泣。

でも今まで意外とワタシが怒ると素直に聞いているだけだったり、知らない人がいっぱい居るとへたれてしり込みしていた子だったのに、案外図太くもなれる一面が見られて、顔では怖く怒りながらも心の中ではちょびっとその成長に嬉しくもなっていたりして。

自分自身、小学校の高学年くらいまで、まるっきり子供時代のことを覚えていない人なので、今こうして娘と色々な遊びをしたり、怒ったりけんかしたり泣いたり笑ったり歌ったりしてるのがとても楽しいです。子供時代をもう一度なぞっている感じ。

物が分かってきた分、日曜日の公園でママと二人きりの他の親子を見つけると「あの子もママと二人だね。かりん子(仮名)もママと二人だけだね」と、ちょっと寂しそうだったりするのに胸が痛んだりすることもありつつ。

夜、ぽかーんと口を開けて寝ている姿に、あの小さな頭の中で、どれくらいの勢いで細胞分裂してるのかなーとか考えたり。

まあこの季節、こどもが居る一番の恩恵は、こどもを先に寝かせておくと、その布団がめっちゃくちゃ温かいことですが(笑)
ワタシ、毎年冬になると寝る前の30分くらい布団乾燥機をかけて布団を暖めていたんですが、こどもと寝るようになってから、暖房要らずになりました。こどもの発熱量ははんぱないです。その分、夏は寄り付かれたくないくらい、暑いですけどねー。いつまで一緒に寝られることやら。

そういえば娘と歩いている時にやたらと抱っこをせがまれ、ダンナが応じている姿に「自分で歩かせなよ!」とワタシが言うと、ダンナが「いいじゃん別に。いつまでも抱っこ出来るわけじゃないんだから」と言うんですが、うっかりいつもこの言葉に納得してしまいそうになる自分がいます。
そんなに甘やかせてどうする!と思いつつ、いまだにおっぱい飲ませてるワタシが言えた義理でもないかと思いつつ、確かに抱っこしたりちゅーしたり一緒にお風呂入ったりなんて、いつまでも出来ることじゃないんだから、今のうちに堪能しておこうとも思いつつ、でも言うなりになってもねえ、みたいな。

迷ったり反省したり上がったり下がったり。