子どもって、そんなにキレイなもんじゃない

http://www.kadokawa.co.jp/battery/index.php?cnts=asuka_01_01
豪ちゃんは、そんなに懐の大きな子じゃない。
巧みたいなピッチャーに出会ってしまったキャッチャーの不幸に、小学6年生の子が耐えられるわけないじゃないか。
それを証拠に、だから豪ちゃんは迷い、巧の放る球を受けることさえ出来なくなって、ただ立ち尽くしたような子なんだ。

http://www.kadokawa.co.jp/battery/index.php?cnts=asuka_02_01
豪ちゃんは、野球なんか一途に愛してなどいない。
それを証拠に、一度は野球を捨てようとして、そして続けた野球でさえ、野球が好きなのか、巧とキャッチボールするのが好きなのかを、どうしても判断出来ないような子だ。

だからこそワタシは、バッテリーという作品に酷く強く惹かれたのに、やっぱり映画は、単なる「少年野球って素晴らしい!友情って素晴らしい!」ってだけの映画なんだろうな…。

子どもって、そんなに美しいか?結構、小さい頃から、人間って打算的だし、駆け引きするよ。
うちのちびでさえ、ちょっとどこかに頭をぶつけたりした時、大して痛いわけじゃないだろうに、ワタシが見ていると分かると、あからさまに泣いて抱っこをせがむからねえ。
たまーに物陰から、ちびの様子を覗いていると、ごろんごろんコケて、床に頭がぶつかっても、誰も周りにいなければ、しばらく痛みに耐えた後、平然と起き上がるのよ、これが w

子どもが美しいと思いたいのは、大人のエゴだよな。

だからシトンがやったことは、良くないことなんだと、親や周囲の大人が子どもに教えればいいことであって、わざわざシトンに向かって「小さい子のお手本にね」なんて言う大人、ワタシはそっちの方が信じられないねえ。
埼スタ北側最前列に、闘えない子どもたちを陣取らせて、「ここはピッチが近いから、子どもの感性に最適」なんて言っちゃう大人も。そこは闘う場所だぜ?

■07.03.08 [ ワシントン、コメント ]
本日の練習終了後、ワシントンが昨日の試合での交代時の行為について、下記の通りコメントしました。

「昨日の試合でよくない事件があった。そのことについてお話ししたい。昨日、交代のときにイライラして、怒って手袋やシャツを投げたが、チームやサポーター、フロントに対してやったことではないが、(そもそも)やってはいけないことだった。謝りたいと思っていたので、こういう機会を与えてもらってありがたく思っている。
昨日、交代させられて、ああいう態度だったけれど、このチームが好きだし、サポーターも好きだし、チームにもサポーターにも感謝しているので、ああいうことをやって申し訳なかった。謝りたい。監督とは、今日、練習がはじまってから話し合って和解・解決したので、もう問題はない。
点も取れてなくて、個人的にもベストの状態ではなかったので、イライラするところがあったのだが、早くこのことは忘れて、よくなるための努力をしていきたい。
こういう形でサポーターに対して後悔していると伝えること、謝ることが一番大切だが、あとはサポーターとチームのために、たくさん点を取っていきたい。それはこれからも変わらないと思う」

モノに当たっても、良いことないよー。

っつか、かりん家はBS朝日が観られないので、映像を確認するには、10日のテレ朝チャンネル待ちなんですよ。ゴールシーンだけは、ニュースなどで、さんざんっぱら観ましたが。スタッツだけを見るに、シュート26本でゴール3つは物足りない感じですが、まあ、全焼、もとい、全勝すれば良い話で。

言うのはタダだから。