怪我したことは責めない

【 キリンカップサッカー2006 日本代表 vs ブルガリア代表 】試合終了後のジーコ監督(日本代表)会見コメント

久保ついては昨日ドクターから練習後に違和感(痛み)があると聞いたので、急遽巻をスタメンにした。迷惑をかけないように、怖さがあるということで本人が申し出てくれたのは非常にプロらしい態度だったし、ここで無理をする必要はない。しっかり治して次の試合に備えてほしい。


でももうこの時期だし、久保を見切った方がいいんじゃないのかなあ。だいたい次の試合とか言われてもなあ。この状態だと、一ヵ月後にコンディションをピークに持ってくることさえ難しいんじゃないのかなあ。横浜のメディカルスタッフって、どんななんだろう…。まじめに不思議。山瀬といい、怪我人が治らないのはなぜなんだ?未だに横っ面張り倒してやりたいくらい憎憎しいが、あのプレーをもう一度観たいと思っていたりするんだぞ、山瀬。
浦和の仁賀先生だと、診てもらって悪くなる選手って居ないのに…。


久保の変態的な超人プレーとか凄く好きだったりするんだけど、W杯という大舞台で、もしかしたら使えなくなるかも知れないカードを1枚抱えておくのは、リスク高すぎるような気が。っつかもったいない。
ヘナギにしても同様。W杯をヘナギの試合勘を戻すための練習に使われる悪寒が。
全体練習に復帰し始めているとはいえ、達也だって、まさかW杯に出られるとか思わないもの、ワタシ…。


怪我したことを責めることはないけれど、やっぱり怪我をしていて満足なプレーが出来ないのであれば、そこを「期待」という言葉で濁してはいけないと思うんだなあ。
誰も好きで怪我するわけじゃないからね、怪我している子をそばで見ているしかない立場の側からすると、言葉にするのも辛いんだけどね…。


日本シュート20本も…決定力不足

ゴールを前にすると、なぜ冷静さを欠いてしまうのか。ジーコ監督も「数多いチャンスで2、3本決めていたら全く違う形になったはず。決める時に決めないと、後で痛い目に遭う」と厳しい表情で振り返った。

 先発2トップは玉田と巻だった。久保が両足首痛を訴えて欠場したための緊急布陣だった。しかし、玉田の動きは悪くなかった。前半24分、MF遠藤のヒールパスに反応。自慢のスピードでDFラインの裏に抜けた。しかし、左足をダイレクトで振り切ったシュートは右ポスト直撃。結局、ポストを2回も叩くなど放ったシュート5本はいずれも得点には結びつかず「動きには納得している。でも、点を取れていないからモヤモヤしているところはある」と不完全燃焼に終わった。今季は名古屋でも精彩を欠いているだけに結果を出してW杯当確ランプを点灯させたかったが「惜しいで終わっちゃ駄目」と悔しがった。


シトンに教えを乞うたら、どうだろう。
ゴール前でいったん落ち着き、相手GKや相手DFの位置をちゃんと確認してから、丁寧にボールをゴールマウスへパスする、っていうの、シトンを目の当たりにすると、しじみしじみとその言葉が生み出す一連の動作に納得するよね。
玉ちゃん、嫌いなFWではないのよね、ワタシ。

http://www.j-league.or.jp/SS/jpn/j1f/NEW0100_W0303_J.html

これだけ見ると、日本人で一番調子のいいFWは我那覇くんだけど、でも、うーんうーん。


とかあれこれ考えてみても、やっぱりドイツW杯のピッチで寿人を見ることもないだろうし、闘莉王を見ることもないんだろうな。


なんであの中澤をツボと替えなかったんだろう。