吸収力

昨日、お風呂でこどもと遊んでいたら。
タオルにおもちゃを包んで「はい、お弁当です」とにこにこと手渡してくれるので「中身はなんですか?」と訊いてみたら。


訊いてみたら。


「毒りんごです!食べてください!」



とにっこり元気よく言われてしまいました。殺す気か。いやきっと昼間、保育園で白雪姫を読んだに違いないよ…。


そしてお風呂から出て、寝る前にパズル。最近はパズルかカルタを1回やってから寝ています。
派手にピースをぶちまけた娘はパズル完成直前にピースが一個足りないことに気付きます。ワタシはソファの下に転がったピースの行方を知っていたのですが、娘が自分で探し出すまで黙って見ていることにしました。
自分が座っている周りをぐるっと見渡してもピースを見つけられない娘。ひとしきりパズルを眺めて思案した(風な)後、元気よく一言。



「ま、いっか!」



良くない良くない。
そりゃワタシはちょっと面倒くさいと「ま、いっか!」って言う。言うよ。それで済ますことも多いよ。血は争えないと思ったよ。笑ったよ。笑えないっつの。


スーパー行ってうろうろ買い物してれば「そっちは行っちゃダメって言ったでしょ!もう帰るよ。いい加減にしなさい」とかでかい声で言うしさ。娘がワタシに向かってですよ。そりゃワタシがあんたがお菓子コーナーの前から動かない時に言っている台詞でしょーが。ワタシはシチューにアスパラ入れようと思ってうろうろ探してるんだよっつの。



なんかこどもは親の背中を見て育つという、散々言われ古したことをなんか変なところで実感する日々です。面白いです。それだけじゃ済まなくなってくるのでしょうけれどね。


でも出来るだけ、いつでも娘と居ることを面白いと、思っていたいです。