君のために生きようか(追記あり)

まあなんつーの、子供部屋から「オマタが痛い!」って叫ぶから慌てて見に行ってみれば、三輪車のサドルに鉛筆がぎっしり入った鉛筆立てを置いて、その上にまたがって「刺さった!」って泣いてるようなバカだとしてもだ。
ママに怒られると「パパー!」と泣き、パパに怒られると「ママー!」と泣くのに、両方から怒られて飛び出した言葉が「マパー!」だったりとかな。まざっとるまざっとる。
そんなバカでもワタシはこの子の母親だし、いまさらそれは変えようもなく。

まあここいらで「大分のサポになりてえなあ」とか思っても、なれるもんなら端からなっとるわボケ、とかさ。

歩行者天国で道路のセンターラインを真っ直ぐに駆けて行く娘の後ろ姿に、応援しか出来ない立場の人間に出来ることを考えてみたりしてな。あのラインの先って何があるんだろう、とか。彼女が振り返ったら、いつだってワタシはここに居るしか出来ねえよなあ、とか。

まあなんつーの、応援している側には応援されている側の人間の本当の辛さなんて分からないし、応援されている側の人間は応援しか出来ない立場の人間の気持ちに寄り添うことは難しいっていうかさ。
でももう、どっちがどれだけ大変かなんて、張り合っている場合じゃないよねえ。うん、張り合ってるよねえ、そんなことで。

あー。

惚れたもんだから仕方ない
たとえ俺が二番手でも
ま、そりゃしょーがなーい