親の心、子知らず
この間の休日に、さいたま市のしましまタウンへ遊びに行って来ました。
しましまタウンとは、どこがカワイイのやら、なぜか子どもの心を掴んで離さないベネッセの教育キャラクター、しまじろうが居るアミューズメントパークです。
このしまじろうが歌って踊ってトイレトレーニングだったり、歯磨きだったり、公共施設でのマナーだったりを教えてくれちゃったりするわけです。
うちの娘もまんまとベネッセの思惑に嵌り、毎日しまじろうパペットを握り締めて寝ています。出かける時もバッグに入れて連れて行きます。隠そうものなら、泣きながら「しまろろう、しまろろう」と大騒ぎです。本人はきちんと「しまじろう」と言っているつもりらしいですが、たいていはワタシが通訳しないと誰にも通じていません。
ちなみにうちの父は、何度教えてもしまじろうを「とらじろう」と呼びます。阪神じゃないし。
で、しましまタウン。良く出来たもので、入場料からして子どもの方がお高く料金設定されています。しかも時間制。駐車場か。
しかし入ってみれば小さなお城だったり、お店屋さんごっこが出来るスペースがずらずらあったり、ボールプールがあったり、絵本を読んだり落書きできるスペースがあったり、良く出来ている施設です。
雨の日など、外遊びが出来ない日には格好の遊び場所かも知れませんが、何しろこんなお値段設定なので、そうそう気楽には行けません。
なのに、うちの娘は大きなしまじろうには用が無いらしく、ひたすらお店屋さんごっご。
ママ、かりんこ(仮名)ちゃんに本物のしまじろう見せてあげようと思って来たのに。よよよ。
昨日はうちの近所の市民文化センターみたいなところで、アンパンマンやしまじろうやウルトラマンのアニメ映画上映会を行うというので連れて行ったら、爆睡しちゃうし。
「かりんこ(仮名)ちゃん、しまじろうだよ。しまじろう、出て来たよ」って起こしてみたのに、「帰る」とか言って寝つづけるし。
実は子どもって映画なんぞ見なくても、しまじろうなんぞに会わなくても、公園で石や青い梅の見や大きいお兄ちゃんたちが落として行ったBB弾やらを見つけては拾っているだけで楽しいのかもしれない、なんて思ったりしている今日この頃。