女の根性

まずは今週の西原りえぞう女史のWEB版「毎日かあさん」をご覧下さい。

http://mainichi.jp/life/riezo/
(今週中しか見られません)


で、先週の日曜日。

会社で履く用のサンダルを買いに娘としまむらへ行った時、ワタシがサンダルを選んでいる間に、娘はあっちこっちの棚から子供用のサンダルを引っ張り出してきて、自分も履いて歩き回ろうとして大騒ぎ。
1歳10ヶ月の娘に合うサンダルなんぞあるわけもなく、でもキラキラとデコレされているサンダルが、娘の目には宝石のように移るらしく、止めても止めても次から次へとサンダルに手を出しては履こうとします。
そしたらワタシがちょっと目を離した隙に、大人用のサンダルを履いて歩き出そうとして、上手く歩けなくて転倒(笑)
ほっぺたをしたたかに床に打ち付けて大泣きです。しまむらに居た小学生くらいの女の子も可哀想がって近づいて来てくれるくらい、大泣きです(笑)

「みーちゃんはまだ小さいから、こういうのは履けないんだよ〜」と言い聞かせて、翌日。

祖母の家から帰宅する際、先に一人でたーっと玄関まで駆けて行ったので、何をしているのかと思ったら、必死でワタシのサンダルを履いて立って待っているんです。7cmヒールのサンダルなのに(笑)
そしてワタシに自分の赤いクロックスを指差し「ママ、こっち!」って言うんです(笑)

「みーちゃん、昨日そのサンダル履いてコケたでしょう」
「うん」
「痛い痛いしたでしょう」
「うん」
「だからそのサンダルは履けないんだよ」
「や!履く!ママ、あっち!」
だからあんたにはまだ無理だっつのに。


そういえば昔、ファッションのためなら真冬に素足でも全然寒くなかったことを思い出しました。
前髪を切り過ぎたから、と学校を休んだことを思い出しました。
着ていく服が決まらなくて、遅刻したことを思い出しました。

女の根性はこんな小さい時から、どうでもいいところで培われ、大いに鍛えられて行くのですね。
なんか何かの生き証人になった気分です。

なんのだよ。



娘が生まれて、ようやく自分が女でも悪くないな、と思えるようになってきました。
うん、悪くない。