王さんは体調回復されたのだろうか

早実、初優勝、おめでとー(^^
ワタシは関東の人間なので、関東のチームを応援していましたよ。いやあ、今まで能面のように無表情だった斉藤くんが、試合が決した瞬間に弾けさせた笑顔を観るにつけ、あなたが着ているユニフォームを毎日洗ってくれた人のことも忘れないで、この先を過ごして欲しいなあと思ったり。野球は、一人じゃ出来ないしね。
こらえきれない涙を滲ませながら、クールダウンのキャッチボールをする斉藤くんには胸を打たれました。どうぞ、その肩が、肘が、これからのあなたの野球人生でも強く有りますように。

駒苫の田中投手も、試合終了後はさっぱりした、良い表情をしていましたねー。
ここまで、これだけの力を振り絞っても試合に勝てなかった事実は、決して田中投手や駒苫の今までを否定するものではないですから、あの表情にも納得です。
負け、にも色々ありますけど、前向きに「もうこれ以上どないせーっちゅうねん」ってくらいの気持ちで、やれることはやった上での負けってのは、案外、受け入れ易いものですしね。受け入れないと、先にも進めませんし。

野球がルールに則ったスポーツである限り、必ず勝者と敗者が生まれる訳で、どれだけ頑張っても手に入らないものがあるということを若いうちに知るのも、悪くはないものです。きっと。それは現実であり、事実だから。

でも早実の斉藤くんは出身が群馬で、駒苫の田中くんは出身が兵庫なんですってね。おーい、そろそろどっかの公立校が勝てよー。
そんなワタシは大前提の建前として、高校野球は学校教育の一環だという考え方をしているので、私立が各地から選手を集めてくるのには、基本的に反対です。


でもまあ。


いいなあ、甲子園。
ワタシには弟二人で、都合六年間のチャンスがあったのに、一度も甲子園に行けなかったなあ。一度でいいから、行きたかったなあ、甲子園。この夏が終わって、ワタシにとっての甲子園は、永遠に遠きに在りて思うものになってしまったなあ。

これで今年も夏が一区切り。