まだまだ青いな

清水戦はBSでしか放送していないとのことで、さんざん悩んだ末に、マンガ喫茶に行くのはやめて、車で15分くらいの実家まで延々と歩いて行き「テレビ見せて」と母に頼んで、実家で観ていました。
母と話したり、夕食を頂いたりしながら観ていたのですが、最初の立て続けの失点時、あまりの奴らの慌てっぷりに、こいつらはマジで、自分たちが一生失点しないとでも思っていたのかと思って、失点よりもそちらに驚くと同時に、なんだかんだ言っても、まだまだ20代前半のガキよのう、とか訳分からないことを考えていました。ツボは26だから。都築は28だから。


家本は相変わらずJリーグの恥ともいうべき不安定なジャッジで、あっちにカード出してみたら、こっちにも帳尻合わせでカード連発し、あげくの果てはツボとポンちゃんを退場に追い込んでみたりして、本当に家本死ねって感じなんですけど、それ以上に、レッズのドタバタっぷりが目につき、ようやく落ち着きを取り戻した後半も決定機を外し過ぎました。前半にもらったPKもおまけみたいなものでしたし、負けるべくして負けた感じです。


清水はね、攻守の切り替えが早くて良かったですよ。


だいたい、レッズに対してはああやってロングボール主体のカウンター攻撃を仕掛け、ゴール前は10人で守れば、勝てないにしろ負けないんだってことは、2003年くらいから瓦斯を筆頭に鞠もやってきたことじゃないですか。
で、去年の後半くらいから、たとえそういう戦術を取られても、なんとか打開して勝ってきて、今年の鞠戦では、その闘い方を岡ちゃんに放棄させて、圧勝したんじゃないですか。


審判にも一杯悩まされて来たけれど、異議でもらうカードが溜まって、後半戦で出場停止になる選手が増えてしまい、チームが難しい局面に追い込まれることが多くなって、だから今年はみんな審判への異議は耐えていたし、ルールさえ変えてしまうジャスティスにだって力で勝ってみせたじゃないですか。


もったいない。ほんともったいない。普通に対応すれば、清水には勝てたのに。若い彼らの焦りを誘えば良かったのに、どうしてこっちが焦るかな。


そういや昨日の朝、ダンナが鞄からひょいっと出した、啓太んが表紙のサカダイで啓太んのインタビューを読んだんですよ。会社の近所のコンビニでは売り切れていたので、がっかりしていたら、ダンナが買ってたという。
そのインタビューで啓太んが「いつか負けるでしょう(笑)」で締めくくっていましたが、そうですね、負けましたね、ええ。


もう一回、やり直しましょう。ワタシらには王者の、勝者のメンタリティーなんて、まだまだ遠い星みたいなもんだってことですよ。今分かって良かったじゃないですか。まだ9節だもの。これが29節だったらショックだったけどね。