泣いたり、笑ったり、忙しく生きてみるよ。4

さらなる続き。

試合結果はみなさん、ご存じの通り。
名古屋の態度については触れたくもないけれど、レッズもレッズで攻め急ぎ過ぎ。ただまあ、楢崎はやっぱりバランスの取れた、良いGKだなあと思った。川島だったら、もっと楽に煽れたし、ミスも誘えただろう。


審判のヒステリックな笛と共に試合終了。携帯を取り出してガンバの試合結果をチェックしようとすると、そここから「ガンバ負けた」の声が聞こえる。じゃあ優勝決定だと頭で理解するものの、感情がついてこない。周りの人も紙テープを構えながら「投げていいの?」と誰にともなしに問いかけている。
そこへ響くスタジアムDJの朝井さんの声。

「横浜Fマリノスが勝ちました!」

爆発する駒場。再び舞う紙吹雪。波のように線を描いて揺れる紙テープ。
ワタシは「あんまり嬉しくないんだけどー!」と叫びながら紙テープを投げた。笑顔で。
今思えば、負けて笑って選手を迎えたのは初めてな気がする。失笑や苦笑なら数え切れない。だけどこの日、ワタシは笑っていた。心の底から笑っていた。泣くかな、と思っていたけれど、泣かなかった。


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