蝉の抜け殻を踏んだ。

8月、盛夏。

今年は最高気温記録1位の栄誉を群馬の伊勢崎に譲り渡している埼玉県北のあつべえが程近い我が家では、夜な夜なカブトムシ殺人事件が繰り広げられておりますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

殺虫事件か。

いえね、先日、弟の彼女のパパがうちの娘に、とカブトムシとクワガタムシを10匹くらい持って来てくれたんですけど、どうにも生き物に対して面倒見の悪い我が家ではカブトムシすら生きながらえることが出来ず、毎日帰宅する度に虫かごの中でひっくり返っているカブトムシとご対面しているんですよ。
おっかしいなあ。ちゃんと霧吹きで水も掛けてるし、きゅうりもあげてるのになあ。金魚もめだかも、はてまた観葉植物でさえ一週間ともたない。うむ。

まあようは面倒くさがりなのさ。えへ。

まあいい。

よくないが。

いやいや、あっと言うまに8月ですね。前回の日記書いたのが4月の終わり?うげ、3ヶ月もたたぶつくさ呟いていただけという。
そんなこんなでここ数ヶ月でもいろいろありましたよ。娘が無事に4歳になったり、ワタシと入れ替わるように母が入院して退院したり、ワタシは職業訓練に通い始めたり、かつんからあかにっさんが抜けちゃうし(あれ、そこ?)

えーと。

家に居たのでW杯も思う存分、堪能しました。
2006年のW杯では絶望とやるせなさしか残らなくて、4年掛けて失ったものをどうやってこの先の4年間で取り返すんだろうと思っていたけど、今回のW杯は単純にわくわくした気持ちが残ったし、試合自体も心臓きゅうきゅうしながら、でも楽しく観られました。課題は常にあるもんですけど、それすら前向きに取り組めそうな。
ただやっぱり岡ちゃんは常に選択肢として2番目の人なので、そうでない、4年間一環とした日本代表と2014年に逢いたいなあという気持ちが今、強いです。
そして今回のW杯が一番身にしみて「経験って大事なんだなあ」って、しじみしじみ本当に思わされる試合が多かったですよ。
今までいろんな選手が外国のリーグに移籍して、そして日本代表でプレーして、正直、その日本への還元って何よ的な、中田ですら、確かに中田個人としての経験は個人の中に積み上がっていたんだろうけど、それがどうにも日本に伝わってないよねっていう風なね、感じで、これは中田本人の方法論と当時の日本代表の選手との間で生じてたすれ違いのせいもあるんだろうけど、どうして例えば日本対ブラジルの試合が、日本代表の中で中田VS他の人みたいになっちゃってるのっつう、まあいまさら中田の話はいいか。
で、今回は特に松井さん、ハセなんか物怖じしないとか、堂々と渡り合う、とかそんな言葉すら思い浮かばないほど、きっちり普通にプレーしていてね、いいなあって思ったんだ。海外に出てプレーするってこういうことなんだって。Jもブンデスリーガリーグアンも、ピッチの上ではすべからく等しくサッカーなんだって。上手い下手はもちろんあるけどさ。
気負うでもなく、プレーの場を変えてプレーに臨むスタイルを変えて、でもそれが当たり前のことになっていて、凄いなって思う反面、これが彼らの普通なんだって、それがJでプレーする選手も巻き込んで一気に闘えるっていうか、上手く言えないけど、これが本当の還元で相乗効果なんだって。
だから今回は心の底から阿部ちゃんにもチャンスがあるなら好きな外国のチームに行ってプレーしてきなよ、って言いたくなったよ。

とりあえず一旦まとめ。