いいところで

停電からの再開を待っているところで、父から電話。小さい弟が修学旅行に行くのに、小遣いをあげる約束をしていたのだけれど、旅行は明後日からなのに、明日から友達の家に泊まるそうで、今日来ないとダメと言われ、急遽実家へ。
実家では、パーフェクトチョイスは映らず、携帯で実況をリロード。結局、ロスタイム4分で再開したらしいけれど、試合は甲府勝利で終わった模様。
帰宅して録画を確認するも、2時間半で切れていて(延長設定オンにしておかなかった…)、バレーの横顔で止まってしまっていた。


正直、正直に言おう。


柏は、だからここで入れ替え戦なんかを戦うはめになったのだろうという程度の出来。そして気になるのは、選手間同士の雰囲気、もしかしてよくないんじゃないの、的な。昨年とずいぶん違うのね。去年は福岡を圧倒して残留したのに。
ただし、持っている技術なんかは、やっぱりJ1なんだろうとは思う。トラップ一つとっても、甲府の選手とは違う。でも、ボールを追って走らなければ、奪いに行かなければ、ゲームは動かないのだと。


甲府は、サッカーで一番大事なコミュニケーションと気合いがそろってる。こういうチームが全力で掛かってくると怖い。
ただ、このままJ1に上がって来ても、多分、他のチームのボーナスステージになってしまうだけな気もする。ミスも多いし。
まあ昇格したら、もちろん補強はするのだろうけれど、限られた予算の中で、どれだけ良い選手が来てくれるか。


残り一戦。柏は2点差以上で勝たなければならないわけで、このままだと相当キツい気がする。どこまで気持ちを切り替えて来れるか見物かも知れない。
極寒な上に、雨がぱらつく12月の小瀬で、裸族がどんな気持ちで自分たちのチーム名をコールしてくれていたのか、柏というチーム全体でよく考えて、とにかく走れ。


それにしても停電で再開待ちしている間、甲府の大木さんは厳しい顔でピッチをにらみつけていたのに、早野は瞳孔が開き切ったみたいな目をして呆然としているように見えた。
まあ早野の監督としての器がでかかったら、2年も連続して、柏が入れ替え戦周りになることもなかったのだろうな。

バレーの笑顔はいいね。やっぱり、愚直なまでに、前へ前へと突っかけて行くFWが好きだわ。