読書の秋

車通勤になってから、めっきり本を読まなくなってしまったのだけれど、日本語読解力と書く力の衰えが怖くて、また本を読み始めています。今一押しは

しゃにむにGO (1) (花とゆめCOMICS)


……。


10巻までブックオフで大人買い。そもそもブックオフで買うことが大人買いなのかどうかは別として。
あのね、ワタシ、テニプリの何がダメって、あの絵なんです。だってヘタなんだもの。ありえない、あの手の動きとか身体のひねりとか、漫画としてデフォルメとして、許せる範囲を超えてます。人間として、ありえないんだもの、あの絵。
ワタシ、テニスといえば「エースをねらえ!」で育っちゃって、テニスの完璧なフォームはバレリーナのように美しいお蝶夫人を見て育っちゃってるから、どーしてもあれは受け付けないんです。我慢して7巻までは読んだんですよ、7巻までは。でもそれが限界。


今日は本屋に行って来ました!ちゃんとした本屋に行ったのは久しぶりです。ブックオフとかTSUTAYAとか、そんなところには行ってたんですけど、そういうところは漫画はあっても小説はなかったり、その逆だったり、どっちもだったりして、つまらないんですよね。で、

文庫版 百器徒然袋 雨 (講談社文庫)

これを買うて来ました。何を隠そう(別に隠してないけど)、ワタシは京極堂の話の中では、榎さんに怒鳴られる関くんが一番好きです。関くんがピンではダメなのです。あくまでも、榎さんにバカにされている関くんが好きなのです。この本に関くんが出るのかどーかは存じ上げませんが。

ヘタな文章を多く読んでると、自分が書く文章も変になってくるですよ。しばらく古色ゆかしい日本語の世界に浸ろうと思います。うきき。

あ、サッカーズも買いました。ポンちゃんとトミーの話は興味深かったです。特にトミー。オシムさんのお話も大変興味深かったりしますが、やっぱり東欧の、端から見る限りでは辛い歴史を背負った国を祖国にする人の芯の強さには、こう言うと失礼かもしれませんけれども、憧れるというか感心するというか感動するというか、自分の卑小さが情けなくなってくるというか。
トミーにもポンちゃんにも日本で幸せなサッカー人生を送って欲しいです。そして結果が出たときに、ワタシらと一緒に笑えてたらいいなあと思います。