出会わない萌え

http://www.herald.co.jp/official/aegis/introduction.shtml

監督が阪本さんという、とってもつまらない映画を撮った前科のある人なので、不安だったのだけれど、一応、脚本が織田裕二の映画「ホワイトアウト」を書いた人らしいので、ちょっと安心。ただ、上のサイトで予告が見られるんだけど、なんとなく勧善懲悪とか、お国のためとか、そんな大義を書きたかったんじゃないんじゃないの?みたいな台詞がばんばん出てくるので、またまた不安だったりもする。

映画「ホワイトアウト」と原作の大きな違いは、最後、松嶋菜々子と織田裕二が出会うか出会わないかに掛かっているとワタシは思っていて、映画では出会い(織田の意識はないが)原作では出会わない。出会わなくていいのに、出会わせる。あれ、出会い方が違ったかな。ちょっと記憶が曖昧。ターンAガンダムもそうだった。やっぱり男の方がロマンチストなのかな。

吉田秋生の「バナナフィッシュ」が何が面白かったって、あれはアッシュと英二が最後まですれ違っていたからだった。

そんな、なんでもかんでも分かり合えたりはしないよ。それで後悔するんだよ。