踏んだり踏んだり

レッズプレスを解約しようとアクセスしたら、うっかり山瀬が大原に来て残していったというコメントを読んでしまった。
監督やほかのみんなが調神社に必勝祈願に行っている間に来たそうだ。

なんだかなー。

そして社長によれば「サポーターの反応が気になるというが、ブーイングされるのは期待の現れ。頑張れ」(ちょー要約)と、声を掛けてあげたそうだが。

なんだかなー。

ワタシ、山瀬って本当にちょっと心を病んでたんかなーって気がしてきたわ。まるで尻尾巻いて逃げる犬みたいにして浦和から出て行って、チームメイトが居ない隙に戻って来て社長に挨拶かよ。
まあ報道されてないだけで、チームメイトやスタッフには既に挨拶済みなのかも知れないけど、浦和は今日から始動で、ブラジル人組なんか帰国したのは一昨日とかだし、エメにいたっては、例年通りまだブラジルだしね、いつ挨拶したんかねえ。

山瀬はさ、覚えてるかなあ。あ、スーパーだから一旦切り。

続き。

去年の天皇杯準決勝で磐田に負けた時、ワタシらは山本監督の勝利監督インタビューで、物凄い勢いでブーイングしたわけさ。
試合後はやれ「負けて、相手の監督にブーイングなんて」とか何とか色々ネット上で叩かれもしたけど、ワタシはあれ、みんなが本気の、やろうと決めてたんではなく、自然発生的な、必然のブーイングだったと思ってるのよ。
いつもの、お決まりのブーイングでもなく、盛ツァやじょーじょーさんへの愛あるブーイングでもなく、ほんと自然に、磐田に負けたことより、山本監督が許せなくて、出て来たブーイングだと思うの。だっていつもはみんな、勝利監督インタビューで、あそこまでのブーイングなんかしないじゃないか。
そりゃあね、試合に負けたら悔しい。悔しかった。でもその試合結果とは別に、とにかくワタシは山本監督の声なんか聞きたくなくて、ブーイングしてたの。

なんでだと思う。

それは啓太や山瀬が味わった悔しさを、みんな、自分がコケにされたのと同じくらいに思って、悔しく仕方なかったからだよ。五輪代表に選出されて、啓太と山瀬のユニを着て会見に臨んだ達也や闘莉王と同じくらい、ワタシらも悔しくて仕方なかったからだよ。少なくとも、ワタシはそうだった。ワタシはあの時、本気で大声でブーイングしてた。普段はあんまりしないんだよ、これでも。でも、みっともなくても、恥ずかしいと言われても、仲間がコケにされたら、黙ってられないじゃないか。

2ndで優勝決めた時もね。負けて優勝なんてことになってね、どこか白々とした駒場でね、ワタシは山瀬のチャントを歌った時に、初めて涙が滲んだんだよ。ワタシだけじゃなくて、そういう人、多かったみたいだよ。色んなブログで読んだ。

山瀬にとって、またケガをしてしまった浦和で、再び闘うことは難しくて重い決断だったのかも知れない。そういうわりには、浦和より余程選手層が厚く、山瀬が居なくても年間チャンピオンになった鞠に移籍ってのは筋が通らないが(山瀬は自分が居ない間に浦和が優勝し、自分のケガが治っても、試合に出られないのではないかと不安になったと言っていた。)、それも単に山瀬が岡ちゃんオタだったってことだけなのかも知れない。小学生の時から鞠サポだったんかも知れない。もういいの。何度も言うようだけど、理由なんかどうでもいいんだよ。

でもね。掛けた思いを返してくれと頼むことがどれほどみっともないことだとしてもね。「そんなに良くしてくれなんて頼んでない」っ言われようともね。人の思いは双方向だから、こっちがこれだけ大切にしていた思いに砂掛けられたら、それはやっぱり憎まれても仕方ないことなんだよ。

サポの反応が気になる?ブーイング?

笑止千万。寝言は寝て言え。ブーイングもしないよ。ワタシはね。

ブーイングして欲しかったら、日本代表クラスの選手になって、鞠で試合に出て浦和に勝って、浦和に向かって中指立ててみな。俺の移籍は正しかったと、自分の力でワタシらに証明してみせな。

そしたらあの磐田戦の時以上に、今まで浦和に在籍した誰に対してよりも、力一杯ブーイングしてやるよ。




ってなことを考えながら歩いていたら、前から突進してきたお兄ちゃんにエルボー食らうわ、男とキャッキャはしゃいでるお姉ちゃんのバッグに殴られるわでさんざんだわ。