優勝

しようね。絶対。山瀬やツボのためにも。もちろん、チームのためにも。

自分でびっくりなんだけど、いわゆるひとりのスポーツ選手にここまで思い入れを持っていたんだと気付いたのは、セナ以来かも知れない。
あの時、セナは亡くなってしまったから、もう何も取り戻すことは出来なかったけど、実際、それ以降F1を正視出来るようになるまで数年掛かってしまったけれど、またコンスタントに見始めたのは、今年からなんだけど、セナと違って、山瀬は生きてる。怪我は絶対に治る。そして一度目の靱帯断裂から、浦和のキングと呼ばれるところまでたった一年で戻って来たんだから、今度も絶対にまた戻って来る。

ここ数年、本当にちょっと辛いことが多くて、そんな中で山瀬から(勝手に)もらったものって、凄く大きかったんだなー。そんな勝手な思い入れをもたれて、山瀬は迷惑かも知れんが(笑)

酷い怪我をしてから、前以上の活躍とともに復帰している選手は世界中にたくさんいる。バッジョしかり、ロナウドしかり。彼らも両膝を怪我している。大体、山瀬自身が一度同じ怪我をしているのだから、今度もきっと乗り越えて来てくれる。

前の怪我の時の試合は東京V戦で、復帰してからの山瀬は東京V戦で恐ろしいほどの得点力を爆発させてた。DFの目の前で頭上をぽーんとこえるボールを蹴り、それをDFの背後で受けてそのままシュート、とか岡野からのクロスを頭で合わせて一発、とか、記憶に一番新しいのは、先だってのハットトリック。

観てろよ、新潟。お前らも絶対、たたき落としてくれるわ。ぶわはははは。

ワタシね、別に他チームの応援スタイルにどうのこうの言う気は全くないんだよ。埼スタのアウェーの領域があんなに広いのも初めて観て、すごく新鮮で、えらいなー埼玉まで来て、とか思ってたし、別にずーっと試合の流れに関係なく歌っていたって全然構わないし、後でテレビ放送を観たら、実況さんが新潟の応援を「微笑ましい」って言ってたけど、確かに試合開始前にアフロ犬の被りものしてた新潟サポのお兄ちゃんとか、金髪の柄のわるそーな新潟サポのお兄ちゃんとかが必死でウラワサポを煽ってたんだけど(笑)そんな彼らも試合になったら、見事に統率されて歌っていて、ほんと微笑ましいな、とか思うし、それを良しとしているところにウラワの考え方を押し付ける気は本当にないんだ。

でもスポーツを観戦する共通ルール、マナーっていうのは、あるはずだ。例えば、何度でも言うけど、他チームの選手であろうが、怪我をした選手に罵声はないだろう。

例えば昨年のナビスコ決勝で、坪井とエメがボールを競り合い、空中で激突して、倒れてしまった場面があった。お互い額を打ったから、血がだらだら流れているような状態だった。その時、試合を止めて早くスタッフを寄越すようにアピールしてくれたのは、敵チーム、鹿島の名良橋だった。エメと坪井が倒れているのを観て、早くピッチから出せとブーイングしている鹿島サポもいたけれど、名良橋がアピールしていることで、鹿島サポも静かになった。
例えば昨年の柏戦で、エメと交錯した薩川さんがすねを骨折した時も、バツマークが出されて担荷で運ばれている最中、スタジアムは静かだった。っつか普通はそうなんだよ。

なんで同じことが新潟の選手と新潟のサポに出来ないんだ?

確かに今年からレギュレーションが変わって、誰か倒れていても審判が試合を止めるまで流して良いってことになってる。
でもレギュレーションと、人間として、スポーツ選手としての対応は別だろ。それで勝手に試合を止めたからと言って、新潟の木寺がレッドでも食らったら、ワタシは審判に猛抗議するぞ。

サッカーがお祭りでも構わない。合唱団でも構わない。温かろうが熱かろうが構わない。それが自分のチームに対してのものなら、ワタシは他所様に言うことなんか何もない。ワタシは新潟に縁も所縁もないし、別に応援もしていないから。
でも他チームやサッカー全体に対して、的外れなことをやるのはお願いだから止めて下さい。もっと良く考えて下さい。周囲の人間が的外れな応援をしていたら、中から是正して下さい。

と、色々書いていないと気持ちがもげそうなんで、しばらく許してやって下さい。でも書いても書いても止まらないから本当にもうこれで止めよう。

鶴デザインのストラップ作ろうと思ってビーズを買って来てあるので、作業しようかな。