I have never agree to be you are holy one

アテネ五輪野球。結果は銅メダルでした。
金か銀かを賭けた対オーストラリア戦は実家で父と観たのですが、終わった瞬間に「これでダメならどうやって勝てっていうんだ」と父はテレビのリモコンを放り投げてしまい、それを拾い上げながら、ワタシと母は苦笑いでした。
だいたい「長嶋ジャパン」と掲げている旗の下で中畑が指揮を執っている時点で、日本は勝利を放棄してたようなもんじゃないですか。人は、最後は自分と人、つまり人との関わり合いの中で突き動かされるんだろうと思うのに、そこに中畑しか居なくて、どうやったらあのプライドばっかり高い、井の中の蛙の日本プロ野球選手がベンチを信頼しろっていうんでしょ。
まあ長嶋さんが居たからといって明確な戦術とかスカウティングによる敵分析があったかどうかも怪しいですけど(笑)少なくともベンチにひとつ、大きな手があって、選手の背中を押してくれたのではないかなと思います。

zakzakの記事か何かに、豪州戦の中村ノリの最後の打席をして「ヘッドスライディングをするなど闘志をみせた」とありましたが、ワタシ的には「珍しいモノを観た」感覚はあっても「なんでその気合いを普段から見せんのじゃ、ぼけ」という気持ちしか沸かなかったです。
普段、本来の自分のチームでやらない良いプレーを日本代表で見せつけられるのは単純にムカっと来ます。百歩譲ってサッカーなら連携やボールを受ける側のクオリティの高さを言い訳に出来ますが、野球の、しかも打者が単独プレーであの必死さ。近鉄でも、それくらいやっとけっつの。

城島にいたってはバントですよ。そりゃ、最終回で1点差で、とにかく累に出て繋ごうとするのは分かるけど、むしろ城島に求められているのは一発じゃないんですか。ってか高校生の時以来、この人はバントなんてやったことあるんですか。

野球に関しては、プロであることを前提にして乗り込んだんだから、最後までプロとして、自分の持てる最高のプレーで勝負して欲しかったです。

うちの小僧、よく頑張ってた。うちの和田もよくやった。

勝って驕らず。負けて腐らず。

もう一人の和田(ピッチャー)とかは「銅メダルなので、これで非難されたら国民のみなさんを疑いますよ」とか言ってたみたいだけど(これもzakzakの記事だから真偽は怪しいが)、バカだな。愛ちゃんの爪の垢でも飲ませたいくらいだ。
お前ら、プロなんだろう。アマの晴れ舞台のひとつであった五輪からアマを追い出しておいて、「ドリームチームだから勝てる」と息巻いておいて、終わってみたら「一生懸命やった結果がこれだから」だと。ふざけんな。

プロなら結果が全て。そこに至る過程以上に結果しか残らないことを知らないのか。

日本のプロ野球は、オーストラリアよりもキューバよりも下なんだ。それだけだ。

そういう国のプロ野球選手なんだよ。