アテネ五輪男子サッカー 日本 2-3 イタリア 2時間寝た後

なんだろ、闘莉王を慰めている夢を見ました。埼スタのロッカールームで。もちろんワタシは埼スタの内部になど入ったことないんですけど。

さて試合。昼間ゆっくり寝られなかったので、ここんところの寝不足も併せて、試合開始時にはグロッキー状態だったんですが。
まずスタメンに並ぶ顔を見て唖然。なんで那須がいないの。前日の練習の様子とインタビューを見た限りでは、那須の調子は決して悪くなさそうだった。前の試合でひどいミスをしたけれど、あれが初戦の緊張とキャプテンという重圧から来ていたのであれば、この試合こそ那須を頭から使わなきゃいけなかった。実際問題DFがきちんとできる選手が少ないんだし、那須が今まで固く守って来たことを考えたら、この試合で那須をスタメンから外したのは山本監督が結局のところ、那須をキャプテンにまで指名しておいても、信頼してなかったってことになる。こんなひどい裏切りがあるのかな。ここまで来て、この本番で、山本監督は自分が選んだ子と心中する勇気もないのかと。ちいせえ男だな。那須の方がよほど立派だったよ。しっかり守って、タイミングを見てオーバーラップ、チャンスも多く作った。
いずれ後で徳ちゃんから駒野に替える予定だったとしても、那須が頭から出ていたら交代のカードの選択肢を一枚残せたはずだったのに。

んで達也。山本監督にとっては達也は依然としてスーパーサブなんですか。あの子のキレキレ具合を見たら、最初から使おうと思わないのかな。この試合の松井だったらもっと早く達也と替えればよかったのに。達也も野ザルも松井の位置からボール散らしたりキープしたりシュートしたり出きるじゃん。二人とも高校時代とかは1.5列目とかウィング気味の位置でもプレーしてたよねえ。
高松自身は全然悪くなかったけど、相変わらすポストを求められていて、そんなん上手く行ったためしがないのに、なんでここまで引っ張るんだろう。高松はでかいからポストプレーヤーってタイプじゃないよ。それは平山くんの方が上手くない?高松はどっちかっていうと走ってスペースに飛び出して来てシュートするストライカータイプだよね。っつーか、FW陣はでこぼこコンビじゃなきゃダメって決まってないだろうって。レッズではエメと達也の平均身長165センチコンビがばかすか点を決めとるがな。

最後、どれだけ伸二がボールを持っても、達也や野ザルがボールを持っても、誰もフォローに来なくて、両サイドは沈黙したままだった。達也や大久保が単独突破を仕掛けても、なかなかべったり引いたカテナチオは外れない。
もし那須が頭から出ていたら、残っていたカードでナオを使えたかも知れないと思うと悔しい。

最後の最後まで彼らは試されてばかりで。

残念だったよ、本当に。