不透明

視力が悪い人がまま言うことなのだけれど、とかく世界は不透明であればあるほど、きれいだ。

ワタシも0.1以下の視力だから、普段はめがねやコンタクトレンズのお世話になっているけれど、そういった視力矯正用のモノを初めて着けた時、世界がよく見える感動よりも、見えすぎて見たくないものまではっきり見えたことが、気持ち悪くて仕方なかった。

不便だけど、ぼんやりと浮かんで滲む世界は、やっぱりきれいだ。
見たくないものは見ないですむ、この視力の悪さは時に便利だ。



と、ひどく後ろ向きになってみるテスト。
いや、ひたっていられるだけ元気です。
写真は夜のつつじ。