Don’t cry for me,Argentina
エアボンチでワタシの永遠のアイドル、マドンナの特集を行うとは聞いていたのですが、聴き忘れました。色んなことを忘れ易い今日のこの頃です。そんな訳で今日は一日「EVITA」のサントラでもヘビーローテーションしてようと思います。ワタシはあの映画で、アルゼンチンの歴史を勉強しました。いや、映画を鵜呑みにしたわけでなく、あの映画をきっかけに、イロイロと本を読んだりしたのです。ちなみにあの映画が公開された年のダンナからワタシへの誕生日プレゼントは映画「EVITA」の写真集でした。バンデラスが目当てだったわけではありません。違うったら。
昔、マドンナとシンディー・ローパーが出て来た時、どっち派かーなんて雑誌とかで特集組んでたような気もするんですが、ワタシはどっちも好きなのになあとか不思議に思ってました。
要は、マドンナはお色気を全面に押し出しつつ、ポルノに出演しつつ、プロデューサーと寝つつ、スターダムにのし上がろうとし、シンディーは自然体で(ブラジャーも着けてなかったとか。そういうことかいっ)、女の子に人気があるというところで、分類してたみたいなんですけど。
バカみたいだよねー。マドンナはワタシの周りでは、デビュー当時から男より女の子に人気があったよ。もちろんシンディーも。
マドンナが書く歌って、アルバムray of lightあたりからがらっと変わってきている気がするのでする。流行りにのっかって、ラップというかヒップポップというか、もともとダンスする人だから、そっち系になるのは当然だとは思うんだけど、歌詞が変わってきてるというか。ルルドマリアちゃんが生まれる前まで、確かに彼女は、
Don't go for second best,baby
put your love to the test
と歌い、
second best is never enough
you do much better, baby, on your own
とも歌ってたけど、今じゃ
nothing really matters
everything I give you, all comes back to me
で
I should be glad that I'm alive
It could have been much worse
I might have never loved at all
and never known what I am worth
how the gods above could be so unfair
となって来ている。
音楽の質として、好みはあるだろうし、マドンナの歌が上手いとは言い難いとはワタシも認める。よくぞEVITAなんていう、ミュージカルに挑戦したもんだとも思う。バンデラスの方がよっぽど歌が上手かった。
それでも彼女が
come on,girls
I've got something to say about it
it goes something like this
として歌い、足掻き続けている姿を、ワタシはずっと尊敬しているです。歌って上手いとか下手とかいうことより、そういうことなんだと思う。
だから何が言いたいかって、うちのダンナが尾崎を聴いていると、ワタシはそっこー消させるんだけど、ダンナは「音が良いからいいじゃん」って言うんだけど、ワタシにとって、歌というのは、そこに言葉があるものであって、音だけを聴くならオーケストラを聴くし、音と言葉を分離させることは出来ないわけで、歌っていうのはそういうもんだと思う、ということだったりするのです。
ってかさー、「盗んだバイクで走り出す〜♪」とかさ「窓ガラス壊して回った〜♪」(歌詞うろ覚え)とかさ、犯罪だって。
ま、いいや、どうでも。ちょっと最近投げやり。二度寝しよう。まだ今週は無職だから。