stay gold

公園なんかによく設置されている筒型のすべり台。滑ってくる度に｢かりん子（仮名）がたまごさんから生まれるよー｣と言いながら楽しそうに笑う。
よーく目についたものを勝手に歌にして歌っているので｢何の歌を歌ってるの？｣と訊くと｢あのねえ、てんとう虫さんはだいじょうぶのうた！｣とかね。
何がどう大丈夫なてんとう虫さんなんだか知らないけど、こういうこどもの感性って、そのまま抱えたまま大きくなれたらいいのになあと思う反面、こういう感性が残ったまま大人になるとそれはそれで生き辛いかなあとかも思ったりもする。
普通に、波のない、目立たない人生で良いから、日々を優しく過ごしてくれたら、それでいい。まあ普通って何って、基準もイロイロだけれど。

で、近所でサテの試合が行われていたので、行ってきた。

どうでもいいけど、うちの親は根が野球の人なので、サテのことを｢2軍の試合を見に行くなんて酔狂ねえ｣と言う。まあ事実、2軍の試合だし、酔狂なのも自覚しているけれど、なんかむかつく。
でも娘も着席すると大きな声で｢お兄ちゃんたち、やきゅう上手いねえ！｣って叫んでた。じじのせいだ。すげーむかつく。サッカーだから。

競技場の隣の公園で娘とボールを蹴って遊んでいたら、聞こえてきたスタメン発表の声に慌ててスタジアム入り。
っつかすげー混んでて、普段は開けないメインスタンドの芝生席まで開放。ワタシ、近いだけあってここでレッズの試合が開催されると必ず来てるけど、今までで一番の混みようだと思う。
赤い人たちが過ぎた後には、草の根ひとつ生えない伝説を久々堪能。近隣のセブンからはサンドウィッチもおにぎりも、はては菓子パンも消えうせ、近所の住人しか知らないような小さなパン屋さんからも食事パン系全滅。このパン屋、引越しする前は好きで良く買いに来てたから、この日は久しぶりに食べられると思って楽しみにしてたのに、何もなかった。チョコパンしか買えなかったよ。まあ、ワタシが甘かった。でも悔しかった。

で、試合。